「まだ大丈夫だろう」と外壁のメンテナンスを後回しにしていませんか？外壁塗装には、主に以下の3つの重要な役割があります。

①建物の保護: 外壁は常に雨風、紫外線、気温の変化にさらされています。塗装による塗膜は、これらの過酷な外的要因から建物を守るバリアの役割を果たします。特に江戸川区は河川や海に近く、湿気や塩害の影響も考慮に入れる必要があります。塗膜が劣化すると、水分が壁内部に浸入し、雨漏りや構造材の腐食、シロアリ発生の原因となる可能性があります。

②美観の維持・向上: 色褪せたり、汚れやカビが付着した外壁は、住まいの印象を大きく左右します。定期的な塗り替えにより、新築時のような美しい外観を取り戻し、住まいのイメージアップにつながります。

③機能性の付加: 近年では、遮熱・断熱効果のある塗料や、汚れが付着しにくい低汚染性の塗料など、様々な機能を持つ塗料が登場しています。これらを選ぶことで、省エネ効果やメンテナンスの手間軽減といった付加価値を得ることも可能です。

もし外壁塗装を怠ると…

• ひび割れからの雨水浸入による雨漏り
• 構造躯体の腐食、シロアリ被害
• カビやコケの繁殖によるアレルギーなどの健康被害リスク
• 建物の資産価値の低下
• 劣化が進行し、結果的に修繕費用が高額になる

定期的な外壁塗装は、これらのリスクを未然に防ぎ、長期的に見てコストを抑えることにも繋がるのです。

外壁塗装のタイミングは、一般的に前回の塗装から約10年～15年が目安とされていますが、建物の立地条件（日当たり、湿気など）、使用されている塗料の種類、外壁材によって異なります。

年数だけでなく、以下のような劣化のサインが見られたら、専門家による診断をおすすめします。

• チョーキング（触ると白い粉が付く）: 塗膜が紫外線で劣化し、粉状になっている状態。防水効果が低下しています。
• ひび割れ（クラック）: 塗膜や外壁材自体にひびが入っている状態。放置すると雨水が浸入しやすくなります。
• 塗膜の膨れ・剥がれ: 塗膜が密着力を失い、浮いたり剥がれたりしている状態。保護機能が失われています。
• カビ・コケ・藻の発生: 特に日当たりの悪い北面や湿気の多い場所に発生しやすいです。美観を損なうだけでなく、外壁材の劣化を早めることも。
• シーリング（コーキング）の劣化: 外壁材の継ぎ目や窓サッシ周りのゴム状の部分。ひび割れや痩せ、剥がれが見られる場合は打ち替えが必要です。

これらのサインは、住まいが発しているメンテナンスの合図です。見つけたら、お早めに私たちケイトホームのような専門業者にご相談ください。無料診断も承っております。

塗装に適した季節は？

一般的に、気温が安定し、湿度が低い春（3月～5月）や秋（9月～11月）が塗装に適しているとされます。しかし、近年の塗料や技術の進歩により、厳格な基準（気温5℃以上、湿度85%以下など）を満たせば、夏や冬でも高品質な施工が可能です。ケイトホームでは、季節や天候を考慮し、最適な施工計画をご提案します。

外壁塗装にかかる費用は、最も気になる点のひとつだと思います。一般的な戸建て住宅（延床面積30坪程度）の場合、江戸川区での費用相場は約80万円～150万円程度となることが多いですが、これはあくまで目安です。

費用の主な内訳は以下の通りです。

• 足場代（約15～25万円）： 安全かつ高品質な作業のために必須。飛散防止ネットの設置も含まれます。
• 高圧洗浄（約2～5万円）： 汚れや古い塗膜を除去し、塗料の密着性を高めます。
• 下地処理（約5～15万円）： ひび割れ補修、シーリング打ち替えなど、劣化状況に応じて変動します。
• 塗装費用（材料費＋人件費）（約40～80万円）： 使用する塗料の種類（グレード）と塗装面積によって大きく変わります。「下塗り・中塗り・上塗り」の3回塗りが基本です。
• 付帯工事費（約5～15万円）： 雨樋、破風、軒天などの塗装。必要に応じて変動します。
• 諸経費（約3～10万円）： 現場管理費、廃材処理費など。

外壁塗装には費用がかかりますが、条件によっては江戸川区や東京都の助成金・補助金制度を利用できる可能性があります。これは、塗装費用の一部を行政が負担してくれる制度で、利用できれば大きなメリットになります。

（※2025年4月現在の情報に基づき、一般的な注意点として記載します。最新かつ正確な情報は、必ず江戸川区役所の公式ウェブサイト等でご確認ください。）

過去の例や一般的な傾向として、以下のような条件が付くことが多いです。

・省エネ・環境配慮: 遮熱塗料や断熱塗料の使用が条件となる場合があります。ヒートアイランド対策や省エネルギー化を目的としています。

・区内業者の利用: 江戸川区内の施工業者を利用することが条件の場合があります。

・税金の滞納がないこと: 申請者の納税状況が確認されます。

・着工前の申請: 工事が始まる前に申請し、交付決定を受ける必要があります。

注意点

・制度の有無と内容: 助成金制度は毎年度見直され、変更・終了する可能性があります。常に最新情報を確認することが不可欠です。

・予算と期間: 予算の上限に達したり、申請期間が終了したりすると、受付が締め切られます。

・申請手続き: 必要書類が多く、手続きが複雑な場合もあります。

情報収集の方法

最新の情報は、江戸川区役所のウェブサイトで「住宅リフォーム」「助成金」といったキーワードで検索するか、担当部署（環境部や建築指導課など、制度により異なる）に直接問い合わせるのが確実です。

ケイトホームでも、お客様が利用できる可能性のある助成金制度について、情報提供や申請手続きのサポート（可能な範囲で）を行っております。ご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。

外壁塗装の品質は、どの業者に依頼するかで大きく変わります。高額な費用をかけるのですから、信頼できる業者を選びたいものです。江戸川区で業者を選ぶ際には、以下の5つのポイントをチェックしましょう。

◾️ポイント1：地域密着と豊富な実績

江戸川区の気候や環境を熟知し、地域での施工実績が豊富な業者は、それだけで信頼性の指標となります。近隣への配慮や、何かあった際の迅速な対応も期待できます。ケイトホームは、江戸川区に根差して活動しており、地域のお客様から多くの信頼をいただいております。

◾️ポイント2：詳細な見積もりと丁寧な説明

「一式」といった曖昧な表記が多い見積もりは要注意です。どの工程にいくらかかるのか、使用する塗料のメーカー名・商品名・缶数などが具体的に記載されているか確認しましょう。また、見積もり内容について、専門用語ばかりでなく、分かりやすく丁寧に説明してくれるかも重要です。疑問点には納得いくまで質問しましょう。

◾️ポイント3：資格・許可・保険の確認

建設業許可（塗装工事業）や、職人が持つ一級塗装技能士などの資格は、技術力の目安になります。また、万が一の事故に備え、請負業者賠償責任保険などの工事保険に加入しているか必ず確認しましょう。

◾️ポイント4：しっかりとした保証とアフターフォロー

工事完了後の保証内容（保証期間、保証対象）を確認しましょう。自社保証だけでなく、塗料メーカーの保証が付く場合もあります。また、定期点検などのアフターフォロー体制が整っている業者を選ぶと、長期的に安心です。

◾️ポイント5：担当者の人柄とコミュニケーション

最終的には「人」です。問い合わせから現地調査、契約、工事中の報告・連絡・相談まで、誠実に対応してくれる担当者かどうかを見極めましょう。話しやすく、信頼できると感じる業者を選ぶことが、満足のいく工事につながります。

相見積もりも有効ですが…

複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」は、費用やサービス内容を比較する上で有効です。ただし、単に価格が安いだけで選ぶのは危険です。安さの裏には、必要な工程を省いたり、質の低い塗料を使ったりといった理由が隠れている可能性もあります。見積もり内容、保証、担当者の対応などを総合的に比較検討することが大切です。

外壁塗装がどのように進められるのか、基本的な流れを知っておくと安心です。

1.お問い合わせ・ご相談: まずはお電話やメールでご連絡ください。お悩みやご要望をお伺いします。

2.現地調査・診断: 担当者がご自宅に伺い、外壁の状態（劣化状況、面積、材質など）を詳しく調査します。

3.お見積もり提出・プラン提案: 調査結果に基づき、最適な塗料や工法、詳細な見積書をご提案します。

4.ご契約: 内容にご納得いただけましたら、正式にご契約となります。

5.色決め・仕様最終確認: 塗料の色や細部の仕様を決定します。カラーシミュレーションなども活用できます。

6.近隣へのご挨拶: ケイトホームの担当者が、工事開始前にご近所の皆様へご挨拶に伺います。

7.足場設置・飛散防止ネット: 安全確保と塗料飛散防止のため、足場を組み、ネットで覆います。

8.高圧洗浄: 外壁の汚れ、カビ、コケ、古い塗膜などを高圧の水で洗い流します。

9.下地処理（養生）: ひび割れ補修、シーリング処理などを行います。塗装しない部分（窓、ドアなど）をビニールで覆う「養生」も重要な工程です。

10.塗装（下塗り・中塗り・上塗り）: 基本的に3回塗りで、塗膜の性能を最大限に引き出します。

・下塗り: 下地と上塗り塗料の密着性を高め、仕上がりを均一にする役割。

・中塗り: 塗膜に厚みを持たせ、耐久性を高める役割。

・上塗り: 最終的な色や艶を出し、美観と保護機能を高める仕上げの工程。

11.点検・手直し: 塗り残しやムラがないか、厳しくチェックし、必要であれば手直しします。

12.足場解体・清掃: 足場を解体し、周辺を清掃します。

13.最終確認・お引き渡し: お客様立ち会いのもと、最終確認を行い、問題がなければお引き渡しとなります。保証書を発行します。

ケイトホームでは、各工程でお客様に進捗状況を丁寧にご報告し、ご安心いただけるよう努めております。

外壁塗装の耐久性や機能性は、使用する塗料によって大きく左右されます。主な塗料の種類と特徴を知り、ご自身の住まいや予算、ご希望に合ったものを選びましょう。

1. アクリル塗料

• 耐用年数の目安: 5～8年
• 特徴・メリット: 安価で手に入りやすく、色の発色が良いため、緊急の補修や部分的な塗装に適しています。
• デメリット: 耐久性が比較的低く、ひび割れや汚れが付着しやすい傾向があります。

価格帯: 安価

2. ウレタン塗料

• 耐用年数の目安: 8～10年
• 特徴・メリット: 素材への密着性が高く、柔らかいため、木部や鉄部、細かい部分の塗装にも適しています。価格も比較的リーズナブルです。
• デメリット: 現在主流のシリコン塗料と比較すると、耐久性がやや劣ります。
• 価格帯: やや安価

3. シリコン塗料

• 耐用年数の目安: 10～15年
• 特徴・メリット: 耐久性、耐候性、汚れにくさなどのバランスが良く、コストパフォーマンスに優れています。現在の住宅塗装で最も一般的に使用されています。
• デメリット: フッ素や無機塗料などのより高耐久な塗料に比べると、耐用年数は劣ります。

価格帯: 標準的

4. ラジカル制御型塗料（ラジカル塗料）

• 耐用年数の目安: 12～16年
• 特徴・メリット: 塗料の劣化を促進する「ラジカル」の発生を抑える機能が高く、紫外線による劣化に強いです。シリコン塗料と同等以上の耐久性を持つとされます。
• デメリット: 比較的新しい種類の塗料のため、長期的な実績はフッ素塗料などに比べるとまだ少ないです。
• 価格帯: やや高価

5. フッ素塗料

• 耐用年数の目安: 15～20年
• 特徴・メリット: 非常に高い耐久性と耐候性を持つため、メンテナンスサイクルを長くしたい場合に適しています。汚れが付着しにくい性質もあります。
• デメリット: 他の塗料に比べて価格が最も高価な部類に入ります。
• 価格帯: 高価

6. 無機塗料

• 耐用年数の目安: 20年以上
• 特徴・メリット: 鉱物などの無機物を主成分とし、非常に高い耐久性と耐候性を誇ります。紫外線による劣化が極めて少なく、汚れにくい、燃えにくいといった特徴もあります。
• デメリット: 塗料そのものが非常に高価です。また、塗膜が硬いため、揺れなどで下地にひび割れが発生した場合に追従しにくい場合があります。
• 価格帯: 非常に高価

付加機能を持つ塗料

• 遮熱・断熱塗料: 太陽光を反射したり、熱の伝導を抑えたりして、室内の温度上昇を抑制。夏場の冷房費節約に繋がります。
• 低汚染塗料: 雨水で汚れが流れ落ちるセルフクリーニング機能があり、美観を長く保ちます。
• 防カビ・防藻塗料: カビや藻の発生を抑制する成分が含まれており、湿気の多い場所に適しています。

どの塗料が良いかは、ご予算、期待する耐久年数、デザイン性、そして住まいの環境（日当たり、交通量など）によって異なります。ケイトホームでは、それぞれの塗料のメリット・デメリットを丁寧にご説明し、お客様のご要望に最適な塗料選びをお手伝いします。

今回は、江戸川区で外壁塗装を検討されている方に向けて、基本的な知識から費用相場、助成金、業者選びのポイントまで詳しく解説しました。

外壁塗装は、見た目をきれいにするだけでなく、大切な住まいを長く守るための重要なメンテナンスです。適切な時期に、信頼できる業者による適切な施工を行うことが、住まいの寿命と価値を維持する鍵となります。

私たち株式会社ケイトホームは、江戸川区に密着し、お客様一人ひとりのご要望に寄り添った丁寧な仕事を心がけております。

• 地域密着ならではの迅速・丁寧な対応
• 経験豊富な職人による高品質な施工
• 分かりやすい詳細な見積もりと適正価格
• 充実した保証と安心のアフターフォロー

外壁の劣化が気になる、そろそろ塗り替え時期かも、費用や助成金について詳しく知りたい…どんな些細なことでも構いません。

江戸川区での外壁塗装・屋根塗装のことなら、ぜひ株式会社ケイトホームにご相談ください。